今年はアメリカへ渡りアスレティックトレーナーを目指します。TOEFLや留学準備の毎日です。ichihara0707@gmail.com    


by ichiharatr

カテゴリ:books( 4 )

社会起業家

先日も女性起業家の山口さんの著書を紹介したけど、本を読んでそのたびに感じることはあるわけで、それを書き留めておくため、「Books」のカテゴリーを作ってみました。簡単な読書感想文をそこに集めて行きたいと思います。
f0121536_22344843.jpg今回は、前回の内容とも絡んで、社会起業家という生き方に触れてみました。とても読みやすく、時々笑い、その中で出てくる沢山の人の言葉に考えさせられて、読み終わって自分に置き換えてまた考える。面白かった~。
著者の駒崎さんは学生時代にすでにIT社長!しかし、その中で悩むわけ。
「自分の会社をどうしたいのか?自分はどうなっていきたいのか?」
ヒルズ族になって、モデルとパーティーして外車に乗って。。。
彼が求めているのはそれではなかったんだ。
「日本社会の役に立ちたい
最終的に出てきたのは、そんな恥ずかしいセリフだった。決して僕は恥ずかしいセリフとは思わないんだけどね。

そこで、アメリカのソーシャルベンチャーの存在を知り、社会起業家を目指すわけ!
課題としたのは、「病児保育」
働く母親にとって、病気の子供を預かってもらえない現状は、自分の仕事に大きく影響してくる。それが理由で解雇されることもある。そんな変な社会を変えようと動き出した。

そんな中で印象に残ったのが、やっている取り組みがメディアに取り上げられることの力。
著者にアドバイスをした記者がこんなことを言っていた。
「言葉が認識を生んで、認識がアクションを生むの。アクションが変化を生む。」
世間の認識に変化を起こすには言葉の力というのが大きく影響してくるということ。

また、社会運動に取り組むべき者が知っておくべき寓話を知っているだろうか??
こんな話。

あなたは旅人だ。旅の途中、赤ん坊が川で溺れているのを発見する。
あなたは急いで飛び込み、必死で助け、岸にもどる。

安心して後ろを振返ると、なんと、もう一人、川で溺れている。
急いで助け出すと、さらに川の向こうで赤ん坊が溺れている。

そのうち、あなたは目の前で溺れている赤ん坊を助けることに忙しくなり、
実は川の上流で、一人の男が赤ん坊を次々と川に投げ込んでいることに、全く気がつかない。

これが「問題」と「構造」の関係を示した寓話。
問題には常に、それを生み出す構造がある。そして、それに着手しなければ、真に社会問題を解決はできない。

子供達が怪我の予防や処置を満足に受けられず、高校の頃にはボロボロになってしまうとする。アスレティックトレーナーはそんな子供達を一人ひとり対応していく。
でも、次から次へ怪我の子供達はどんどん出てくる。そのうち、自分の周りの子を見るだけで
精一杯になってしまう。

もしかしたら、毎日監督、コーチが異常な練習をさせているかもしれないし、子供自身に自己管理をしようとする気持ちさえないかもしれない。

子供の健康な運動をできる場を提供することに対して、アスレティックトレーナーを配置すれば解決するとは決して思わない。
今度は、そういう子供達が出る「構造」に関しても少し考えてみようかなと思った。
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by ichiharatr | 2008-05-09 23:26 | books
f0121536_21554883.jpg昨日、買って一気に読みきってしまった。本はよく読む方だが、小説からはめっきり離れ、この頃は誰かの生き方に触れられる本を手に取ることが多い。少し前に「情熱大陸」で取り上げられたのが頭に残っていたのと、たまたま書店巡りをしていた時に目に入って、手にすでに持っていた本を戻し、この本を買った。
バングラディシュという地で奮闘することを彼女が決めたのは、23歳の頃。今の自分と変わらない年齢。一人当てもなく、起業して現地の人達が自分達で自立していける環境を作ろうと、体当たりで諦めずに戦い続け、今軌道に乗り始めるまでの歩みが臨場感のある文章で書いてある。
自分自身のビジョンと最近出会ったり周りにいる人達の影響もあって、「社会に対して変化を起こすことがしたい」と強く思うようになった。トレーナーとしての活動は、その手段であり、自分が生かせるのがこの分野だったという風にも感じだした。でも、ハワイに渡って本格的に勉強が始まればそんなことも行ってられなくなるのは目に見えているのだけどね。

最近、自分が積極的に前に出て何かをするということがなくなってきたと、ある人の言葉を聞いてハッとした。どこか皆が話している場面でも、客観的に外から視線を送り、自分の中であーでもないこーでもないと御託を並べていることもよくあった。誰かがリーダーとして奮闘している所を冷静に分析して、もっとこうした方がいいのでは?とアドバイスを送る。そんなことがなぜか自分にとっては美徳とさえ思うようになってしまっていた。
「日本を変えようと行動に移している人を外から見てあーでもないこーでもないという側の人間ではなく、自分が最初に行動を起こす人にならないといけない」
ある人からそう言われたその言葉で、気がついた。
まだまだ、これから挑戦していくべき人生なんだと。

年収やいい会社などには全く興味がない私はやはり社会を変えることを意識していきたい。
本の中でも心に残った文章があったので、少し書き留めておくことにしよう。

「自分は一体何をしてきたんだ。他人と比べて一番になるなんてちっぽけなことに全力を注ぎ、泣いたり笑ったり。こんな幸運な星の下に生まれておいて、周りを気にして自分ができることにも挑戦せず、したいことも我慢して、いろんな制約条件を自分自身の中で作り出し、自分の心の声から耳を背け、時間と共に流れていく。」

「他人にどういわれようが、他人からどう評価されようが、たとえ裸になってでも自分が信じた道を行く。それがバングラディシュのみんなが教えてくれたことに対する私なりの答えだ。」

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by ichiharatr | 2008-05-05 22:40 | books

gaNeza

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これは太鼓腹の人間の身体に片方の牙の折れた象の頭をもった神で4本の腕をもつ。gaNeza(ガネーシャ)というヒンドゥー教の神の一柱です。インドの街中では至る所にgaNezaの写真や彫刻が崇められているそうです。
この神様とは一冊の本の中で出会いました。でも、その中で描かれている彼(彼と言うのはおかしいか!?)はちょっと変。そもそも関西弁だし、タバコ吸うし、あんみつ好きだし。

これを読むまで自己啓発本や成功とは何か?みたいな本を読みあさっていた時期が少しあったのね。その類の本を読んでいる中で感じたことは、どれも皆似たようなことが書いてあるということ。そして、当たり前のこと、きれい事とも言ったりするかもしれない内容がほとんどだった。でも、結局そんな内容の本を読んでその時だけ、成功した気分に浸っていただけってこと。そんな自分の様子を客観的にもう一人の自分がみれば、その時何も現実には変化は起きていないということなんだ。

じゃあ、成功する法則が分かっているなら、なぜ成功できない人がほとんどなの?

それは何もしないから。

実行に移さないから。

経験に向かわないから。

思っているだけでは、現実の世界は変わらないということ。
まずは自分が行動を起こさないと、他の何かが自分を変えてくれるなんてありえないでしょ?
そして、明日から変わるには自分の中の何を変えればいいの?
今まででよくあった答えは「意識を変える!」だったなー
でも、それがどんなにもろくて弱っちい物かは皆知ってるんだよね!

そう、本気で変わろうと思ったら、意識を変えようとしたら駄目ってこと。
意識じゃなくて、「具体的な何か」を変える必要がある。


この言葉はそれまで意識、意識言ってた自分には衝撃だった。そりゃそうだよね。意識変えるのが一番楽だもん。何もしなくていいんだから。

書店に並ぶ自己啓発やら自分磨き的本を買うなら、これ一冊で十分です。
「夢をかなえる像」
おすすめです!

最後に、ガネーシャの大好きな言葉で常に心がけていることを最後に載せときます。

「ええか?自分が本当に成功したかったら、その一番の近道は、人の成功を助けること、
 つまり・・・・・・・・愛やん?」


こんなことしてられまへんがな。勉強戻らなあきません。
私の個人的な目標は、「底がしれん!!」って言われるような人になること。
ゴリが流川に言ったようにね。 笑
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by ichiharatr | 2008-04-17 02:08 | books

プロアクティブ

「こんなにも自分自身の経験そして、考え方とリンクする本と出会えるなんて」
そう、思える本に少し前に出会いました。
f0121536_036214.jpgその本は「先読み力」で人を動かす~リーダーのためのプロアクティブ・マネジメントです。この中では起こりうる出来事を推測し、先手で行動を起こすことで、何か問題が起こった後に対処することと比べて、どれほどの違いがあるのか。そして、Pro(一歩先で)active(行動)するということを実践することでどのような変化があるのかをタイムマネジメント、チームマネジメント、ミーティング、リーダーとしての観点で、まさに明日から使える内容まで落とし込んで書いてあります。

先ほど自分自身の経験や考えとリンクすると書きましたが、その経験と考えを学んだ場は学生トレーナーとして活動していた部活動の4年間です。会社も部活も組織という視点で見れば同じ。そこで求められることも重なることがたくさんあるということです。
下級生として過ごした時期、そして上級生・チーフトレーナーとしての時期では自分自身ができたことや考え方も大きく変わり成長していきました。
そんな中でユニット内で求められていたこと、リーダーとして自分の信念として行っていたことが、この本の中で同じ内容が文字化されていたのを読んで、衝撃を受け共感し、自分自身の考えも決して間違ったことをしていたわけではないんだなと確認ができました。そして、その感激覚めやらない中で今日、著者の方とお会いする機会を得ることができ、さらに自分の経験や考えの中での疑問点に対して、多くのアドバイスを頂きました。本当に有意義な時間を過ごすことができました!!細かい内容まではやはり実際に読んでもらうとして、具体的に自身の経験とどのようなことが重なったのか、共感したかを少し書きたいと思います。

まずは、終章「リーダーに必要な3つの心」。
その中で、
①ユニットへ分かりやすい方向性を見せること。
これは新ユニットが開始する際、「向上心」を根底にそこからいくつかのビジョンを掲げて示しました。実際はシーズン通して、試行錯誤を繰り返し軸がぶれたことが確かにありましたが最終的には最初に掲げたビジョンを再度確認することになりました。

②リーダーの自分がやらないと駄目だ、もしくは自分でやった方が早いという思い込みをするのではなく、メンバーをいかに信頼し任せ、見守り応援できるか。
これは個人的に意識していたことですが、下級生に極力任せることで経験してもらうことに重点をおきました。最終的な責任は自分が取ることを伝え、応援する立場に終始しました。時にはほとんど任せる中で、自分が何もやっていないのでは?自分はこれでいいのかと悩むこともありましたが、卒業後後輩と話す中では任せることはプラスに働いていたようです。
この「任せる」という内容に関しては2007.10月の日記でその当時の気持ちが書いてあります。

③メンバーから質問されても「あなたはどうしたいの?」と質問を繰り返し、メンバー自身が自分で考える癖をつけることができるよう働きかけること。
この四年間で自分自身最も変わったところと言ってもいいかもしれません。
情報が氾濫している現代では答えが近くに転がっていることも多く、自分で考えるということが少なくなっています。まずは自分の中でとことん考えてみる。その姿勢もこの4年間で身についたことだし、後輩達にもそれを求めました。
この内容に関しても2008.1の日記に書きました。

今回、この本を読むことで自分自身の考え方をもう一度整理できて、4年間でとてつもない経験ができたのだと再確認をしました。もちろん、ここに書いたようなことが現役時代にリーダーとしてできていたわけでは決してありません。そういう考えを持ってやっていても、うまく行かない時や答えがでないことはたくさんありました。でも、そこでとことん考えた。その経験がこれからも絶対に活きると確信しています。
現役は苦しいことも沢山あるでしょうが、今経験していること、行動していることに誇りを持って最後までやり遂げてほしいと思います。
今日は、嫌に真面目な日記になりましたが今日書いた内容も数年後、変わった自分が見てまた変化を感じるんだと思います。

興味のある方はぜひこの本を読んで見てくださいね!!
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by ichiharatr | 2008-04-16 01:42 | books