人気ブログランキング | 話題のタグを見る

今年はアメリカへ渡りアスレティックトレーナーを目指します。TOEFLや留学準備の毎日です。ichihara0707@gmail.com    


by ichiharatr

Movement

「子供達が健康で安全に運動ができる環境づくり」を目指したい。と以前の日記で書きました。そして、「高校へのアスレティックトレーナー参入の可能性」に関しても触れています。
このような将来的なビジョンをどんどんブラッシュアップさせて行く為に渡米までにいくつか掲げたことがあります。そして、今後のビジョンをより突き詰めて考えることでハワイでの生活の仕方やアメリカで働く場所を考える際にも大きく影響をしてくると思っています。
そして、残り一ヶ月日本でできることは何なのか?を考えた時に一番大事なのは、今現時点での日本の現状を知ること、動きを知ること、そして、留学後も継続して日本の変化というものにどう関われるか、自分がどんな動きを出せるのか。
このことを何人かの方と意見交換させて頂く機会の中で、自分のビジョンを変化させていきたい。そこで、浮かび上がってきたのは4つのことでした。

①高校のアスレティックトレーナー現場の現状を知りたい。
②地域でのスポーツ活動や公共施設などへのアプローチの現状を知りたい。
③University of Hawaiiと仙台大学の提携においてどのようなことを行っていて、
  これからどういうビジョンを持っているのかを知りたい。
④学校(中学、高校)という組織の中はどうなっているのかを知りたい。

①に関しては、以前の日記でも書いたように常勤アスレティックトレーナーの先生を訪問させて頂き、施設見学及び現状というものを知ることができました。ここで、聞かせて頂いた話によっても私の考えは大きく変化しました。

そして、今日は②の部分に関して行動を起こしてきたので書きたいと思います。
自分がやりたいと考えていることをあるやり方で現実の活動として行っている団体があります。
その団体は「Sports Safety Japan」というNPOです。
現在はATCが3名で基本的に活動をしているそうです。今日は貴重な時間を頂き、お話を聞かせて頂きました。

Movement_f0121536_1521666.jpg

↑ Sports Safetyの紹介パンフ。目的、活動内容と携帯eラーニングの紹介。
細かい活動内容に関しては、HPでぜひぜひCHECKして頂きたい。
課題として、
★現状、国内では数千万人規模のグラスルーツ(草の根)スポーツプレーヤーがスポーツを
楽しんでいるが、スポーツセーフティーの知識・スキルを有する指導者が帯同しているケースは稀。
★公式大会主催者やスポーツ施設管理者においても同様。
★スポーツ種目によっては、エリート、トップアスリートレベルにおいても同じ状況が散見される。
★ 顕在化しない事故は多く存在し、死亡事故や重篤な後遺障害が残るケースも多数起きている。
★たとえグラスルーツレベルであっても、指導者へのスポーツセーフティー資格取得を義務づ けている欧米と比較して大きく遅れている。
をあげており、まず「安全であること」が大事ということ。

活動内容として、
携帯を使ってのeラーニング(これはぜひ携帯から登録して、やってみてください。)
⇒応急処置の手順をクイズにしたり、ハンドブックとして緊急時の対応が見れたりします。
学生TRの皆も意外とあやふやな部分を発見できるかも!?もちろん、これは指導者や一般の方にも身近なようにという意図もあるでしょう。
全国各地でのセミナー
⇒現在は無料でできる範囲で行っているということ。まずは普及させることを最優先に。
公共施設の管理者対象としてのセミナーをしてほしいとすでに20弱の市から依頼が来ているということ。市から来ているということは、その市にあるすべての公共施設で行うということである。
将来的には、そこで管理者へ行ったsports safetyのセミナーをそこの管理者がそれぞれその地域の指導者や市民に提供できればいいということ。
コーチライセンスの講習の中に、sports saftyの分野を組み込む
まだまだたくさんのことを現在行っていたり、準備中だったりしているということです。

お話を聞いていて感じたことは、とても自分がやりたいこととマッチしていたということ。そして、まだまだこれから大きな動きに変わっていく。その最初の段階だということ。
そして、高校での常勤アスレティックトレーナーの先生に聞いた話と今回のお話を聞いて、自分は別の動きとしてどういう動きができるか。それが、一気に頭の中で沸いてきて、ノートに書きとめました。

残りの③、④の動きを起こしたら、また新しいレベルの考えができるのではないかと考えています。そして、留学生活の中で今後必要になってくること、意識しておくべきこともアドバイス頂きました。

★将来的に上記のようなことをやりたいと思うのであれば、一人のATCとしてSpecialityを持っていなければならない。これは、働くことを考えても絶対に必要。
そして、実績が必要。トップチームからHigh schoolでの活動まで幅広く経験していること。
これは、周りの人からこういうビジョンを聞いてもらえる立場になるという意味でもある。

★Specialityとしても、ハワイ州でなぜ高校にATC配置が条例化できたのか。その背景を知る、勉強する、できればハワイの中でそういう分野での動きに参加できる立場へ。

★日本との情報交換や同じような志を持った仲間の広がり。
⇒日本との繋がりとしては、大学4年間で作った輪や仙台大学とハワイ大学の提携活動への参加。

こんなことを念頭において、留学生活も送る必要がありそうである。
しかし、今個人的に求めるのは同じような考えを持った仲間がほしいということ。
結局、一人でこんなことを考えて実行に移すのは難しい。意見交換や一緒に動きを起こす人を探していきたいと思う。今日、ノートに書きなぐったビジョンには教員の存在もかなり大きい。
以前の日記でのコメントで、学生TR出身で教員になる子も多くいて、この分野にも興味がある人もいた。いろいろなアプローチがあると思うが、やはりそういう考えを持った人とできるだけ繋がっていたい。ぜひ、これからもこんな内容の日記を多く書くと思うが、同じような考えをもった人がいれば連絡をしてほしいと思います。
恐らくこの分野の人であれば、皆が思うことだけれども、最終的なライフワークにしたいかどうか。中心で何か動きを自分が起こそうと思うかどうか。

残りの二つ。
③University of Hawaiiと仙台大学の提携においてどのようなことを行っていて、
  これからどういうビジョンを持っているのかを知りたい。
④学校(中学、高校)という組織の中はどうなっているのかを知りたい。
に関しても今、計画中なのでまた書きたいと思います。
# by ichiharatr | 2008-05-16 01:55 | Athletic Training
現場を離れて時が経てば経つほど、自分の出来ることがどんどん少なくなっているのではないか!?という衝動に駆られるこの頃です。今はAthletic Trainingからは離れて、別のことをすべき時期なのでしょうがないのですが、やっぱりそんな気がします。
いや、正確にいえば少なくなっているのではなく増えていない・・・。
学生TRをしていた4年間は毎日、技術にしろ考え方にしろ何か自分にプラスのことがあったので、今は引退した時の時点から技術的に進歩はしていないということです。もちろん、日々学ぶことができる環境を求めて動いているので違う面での気づきはたくさんあります。
そんなことを今日、久しぶりに選手を見て思ったわけです。

私の同期にプロを目指して挑戦しているQBのTomoがいます。リンクしているので、皆応援してください。17日にTryoutを受けに行くため、明日出発のようで、今日は頼まれて少しケアをしてきました。簡単なマッサージとストレッチ。

「他人の成功をサポートする」

これは、アスレティックトレーナーの立場としても一人の人間としても意識すべきことだと思っています。もちろん、どれほど力になれるかは分からないけれども、その時点で自分ができる最善のことを妥協せず与える姿勢が大切だと。
でも、今日のケアで自分自身に感じたことは「もっと力になれればな~」という気持ちだけでした。
もっと知識があって、もっと身体を見る眼を持っていれば同じ時間でもっと効果のあることができるはず。相手のその目標に対する意気込みや本気度ってのが大きければ大きいほど、そんな自分の無力さを感じます。
そして、やっぱりそこで何かその相手にとって私がケアしたことで変わることがほしいなあと。
つまり、自分がアピールできる部分やこの人に見てもらいたいと思われるようにならないといけない。

どういう人になりたいのか?
どんな環境にいたいのか?

そんなVisionを頭で描きながら、これからまず3年間を過ごしていければと思います。
Tryoutも同じでしょう!その短時間で自分の持ち味、見てほしい所をいかに伝えられるかどうか。実力主義の世界では、その能力は必要不可欠です。
ぜひいい結果が聞ければうれしいですね!
# by ichiharatr | 2008-05-14 00:02 | Life

My MOTHER

My MOTHER_f0121536_18105558.jpg

身近にいて、一番大切にすべき存在。
でも、当たり前と勘違いして、相手の気持ち考えず、言いたい放題。
一人暮らししてた大学時代、その存在の大きさを痛いほど感じました。
明日は、特別なにかしてあげることできないけど、「ありがとう」。伝えましょう。
どんなにつらい時でも、どんなに忙しい時でも、感謝を忘れたら、
そのやってることは何の意味もないんじゃないかな。
「恥ずかしくて言えないよ」
そんな所でかっこつけてるやつが一番かっこ悪い。

歌でしっかり伝えてるSEAMOはさすがだよね~。PVもいいね!
誰しもが感じる、でもなかなか言えないことを言ってくれてます。
"Happy Mother’s Day"
# by ichiharatr | 2008-05-10 18:20 | Life

社会起業家

先日も女性起業家の山口さんの著書を紹介したけど、本を読んでそのたびに感じることはあるわけで、それを書き留めておくため、「Books」のカテゴリーを作ってみました。簡単な読書感想文をそこに集めて行きたいと思います。
社会起業家_f0121536_22344843.jpg今回は、前回の内容とも絡んで、社会起業家という生き方に触れてみました。とても読みやすく、時々笑い、その中で出てくる沢山の人の言葉に考えさせられて、読み終わって自分に置き換えてまた考える。面白かった~。
著者の駒崎さんは学生時代にすでにIT社長!しかし、その中で悩むわけ。
「自分の会社をどうしたいのか?自分はどうなっていきたいのか?」
ヒルズ族になって、モデルとパーティーして外車に乗って。。。
彼が求めているのはそれではなかったんだ。
「日本社会の役に立ちたい
最終的に出てきたのは、そんな恥ずかしいセリフだった。決して僕は恥ずかしいセリフとは思わないんだけどね。

そこで、アメリカのソーシャルベンチャーの存在を知り、社会起業家を目指すわけ!
課題としたのは、「病児保育」
働く母親にとって、病気の子供を預かってもらえない現状は、自分の仕事に大きく影響してくる。それが理由で解雇されることもある。そんな変な社会を変えようと動き出した。

そんな中で印象に残ったのが、やっている取り組みがメディアに取り上げられることの力。
著者にアドバイスをした記者がこんなことを言っていた。
「言葉が認識を生んで、認識がアクションを生むの。アクションが変化を生む。」
世間の認識に変化を起こすには言葉の力というのが大きく影響してくるということ。

また、社会運動に取り組むべき者が知っておくべき寓話を知っているだろうか??
こんな話。

あなたは旅人だ。旅の途中、赤ん坊が川で溺れているのを発見する。
あなたは急いで飛び込み、必死で助け、岸にもどる。

安心して後ろを振返ると、なんと、もう一人、川で溺れている。
急いで助け出すと、さらに川の向こうで赤ん坊が溺れている。

そのうち、あなたは目の前で溺れている赤ん坊を助けることに忙しくなり、
実は川の上流で、一人の男が赤ん坊を次々と川に投げ込んでいることに、全く気がつかない。

これが「問題」と「構造」の関係を示した寓話。
問題には常に、それを生み出す構造がある。そして、それに着手しなければ、真に社会問題を解決はできない。

子供達が怪我の予防や処置を満足に受けられず、高校の頃にはボロボロになってしまうとする。アスレティックトレーナーはそんな子供達を一人ひとり対応していく。
でも、次から次へ怪我の子供達はどんどん出てくる。そのうち、自分の周りの子を見るだけで
精一杯になってしまう。

もしかしたら、毎日監督、コーチが異常な練習をさせているかもしれないし、子供自身に自己管理をしようとする気持ちさえないかもしれない。

子供の健康な運動をできる場を提供することに対して、アスレティックトレーナーを配置すれば解決するとは決して思わない。
今度は、そういう子供達が出る「構造」に関しても少し考えてみようかなと思った。
# by ichiharatr | 2008-05-09 23:26 | books

Astronomy★Comets★

今日は平日TOEFL勉強会でした。WritingとReadingを中心に行って、Readingに関して今日は準備をしました。それぞれ読解は皆やっているので、勉強会内では背景知識をつけることを念頭に、あまりボリュームが多すぎない問題を解き、そのTopicに関してわかりやすく説明をし、皆で共有することが出来ればいいなと考えています。これからは、ローテーションでうまく準備する人を変えていき、たくさんのTopicに触れることを目標に!!
準備をしている段階で、最初は各自の専門のTopicで準備をすればいいかなと考えていました。例えば、私なら医学、健康、生理学などは背景知識は十分なほどあるわけです。当然、そういうReadingの問題がでれば全く知らない分野よりかは格段に理解しやすい。
でも、準備する側としてはすでに知っている知識を知らない人にまとめたりするわけで、あまり自分自身へのプラス面が少ない。そこで、自分があまり知らない分野、それでいて興味があるものを準備することで、調べるだけでも準備する側にも新しい知識が入ることになります。
なので、そんな風にやっていけたらいいなと考えています。
今回はAstronomyからCometsを題材にしました。知るととても面白かったですよ!
これで、彗星に関するものが出たら完璧かな!?
////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
彗星(Comet)は尾が伸びる姿から箒星(ほうきぼし、彗星、帚星)とも呼ばれる。
彗星の本体は核(Core)と呼ばれる。
核は純粋な氷(Ice)ではなく、岩石質および有機質の塵(dust)を含んでいる。
このことから、彗星の核はよく「汚れた雪玉(a dirty snowball)」に喩えられる。
Astronomy★Comets★_f0121536_0103181.jpg

太陽から遠いところでは、低温のため核は全て凍りついており、地球上から見てもただの恒星状の天体にしか見えない。
しかし、彗星が太陽に近づいていくと、太陽から放射される熱によって
その表面が蒸発し(evaporate)始める。
蒸発したガスや塵は、非常に大きく、極めて希薄な大気となって核の周りを球状に覆う。    そして、太陽からの放射圧と太陽風(the solar wind)により、太陽と反対側の方向に尾(tail)が形成される。 尾には、二つある。
Dust tailという塵や金属から構成された白っぽい尾。
Ion tailという、イオン化されたガスで構成される青っぽい尾。
Dust tailは曲線状となる。これには、核から放出された塵が独自の軌道で公転するようになり、徐々に核本体から遅れていくため、また、太陽の自転により太陽風が渦巻いていたり、太陽の光の圧力(光圧)の影響なども受けるためなどの理由がある。
これに対してIon tailは、ガスが塵より強く太陽風の影響を受け、太陽の引力よりも磁場に従って運動するため、太陽のほぼ反対側に直線状に伸びていく。ただし、太陽風の乱れによって、時には折れ曲がったりちぎれたりするなど、激しい変化を見せることもある。
「彗星が太陽に近づく」⇒「太陽の熱が彗星の氷を溶かし、蒸発する」
⇒「塵が飛び散る」⇒「中心部から流れ出る」⇒「太陽からの風で吹き飛ばされる]

/////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
こんな感じで勉強部屋としてもBlog使っていきやーす!!
# by ichiharatr | 2008-05-09 00:36 | Study Memo